山梨県産果実を活用したスイーツの事業者向け講習会が1月20日、山梨学院短期大学(甲府市酒折2)で行われる。主催は山梨県。
山梨県産果実の魅力を再発見 パティシエらによるスイーツ講習会
ころ柿やユズなど季節ならではの果実を用いたスイーツの作り方を指導するほか、フルーツとドリンクの関係を伝える講義などを行う。
講師は、洋菓子店「銀座ウエスト」青山ガーデン(東京都港区)シェフで、プロヴィンチア(千塚)が経営するブドウの加工品専門店「葡萄(ぶどう)屋kofu」顧問も務める金子博文さん、元スターバックスコーヒージャパンのコーヒースペシャリスト、松田賢哉さんなど。
対象は、洋菓子やパンなど、果物を生かした食品を店舗やマルシェなどで製造販売している人。県産果物を活用したいと考えるパティシエや、果物の六次産業化や農商工連携など、これから製造販売に関わりたいと考える農家なども参加できる。
プロヴィンチアの古屋浩社長は「生産者と需要側の細かな認識のズレがたくさんあり、山梨県産の果物の高いポテンシャルが生かせていない。安易に加工するばかりでなく、トッププロの視点で思わぬ価値が生まれることを体験してほしい」と話す。
開催時間は10時~15時。参加料は1,000円。オンラインでも参加可能。申し込みは今月18日まで、メールで受け付ける。