山梨県代表として甲府市在住の高松陽子さんが8月30日、松江テルサ（松江市朝日町）で開かれた「地域クラウド交流会全国グランプリ大会」に参加した。高松さんは全国12人の代表の一人として登壇し、農業の収穫段階で発生する「アグリロス」への取り組みについて発表した。「地域クラウド交流会」は、起業家の挑戦を地域住民が応援することで事業拡大や地域活性化を後押しする交流型イベント。今回は島根銀行が主催し、約300人の来場者がそれぞれ投票で「最も応援したい事業」を選んだ。高松さんは出場者の中で最年少。発表では、収穫物の一部が規格外として廃棄される課題に対し、利活用方法を広げる仕組みづくりの必要性を訴えた。