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県立美術館 ミレー没後150年、毎月「3のつく日」は撮影可能日に

山梨県立美術館(甲府市貢川1)は11月3日から、「毎月3のつく日」を新たに写真撮影できる日として設定した。ジャン=フランソワ・ミレーの没後150年を記念し、「毎月3のつく日はミレーの日」をキャッチフレーズに、11月3日の開館記念日から毎月3・13・23・30日など3のつく日を撮影可能日に設定。対象はミレーの代表作「種をまく人」をはじめ、同館が所蔵するバルビゾン派の作品群で、一部作品を除いて撮影が認められる。同館では、これまで撮影が許可されていたのは1月3日の正月期間と開館記念日の11月3日のみだった。ジャン=フランソワ・ミレー(1814~1875)は、19世紀のフランスで活躍した画家で、ノルマンディー地方に生まれ、バルビゾン村に移住。農村で働く人々の姿を主体とし、「晩鐘」「落穂拾い」などの作品で知られる。後の印象派の画家たち、特にカミーユ・ピサロやフィンセント・ファン・ゴッホラに影響を与えた。日本では、明治期に洋画が広まっている中でその名が紹介され、美術教育や出版文化にも影響を残した。コレクション展の観覧料は一般520円、大学生220円。 高校生以下、65歳以上、障がい者と介護者は無料。ミレー館内で撮影した写真を「#3のつく日はミレーの日」のハッシュタグをつけてインスタグラムに投稿するとオリジナルステッカーを贈呈する。(写真提供=山梨県立美術館)

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