ダイニングキッチン「えんむすび」(甲府市住吉5)で現在、(一社)海と日本プロジェクト in やまなしとのコラボレーション商品「うみの仲間たち」(330円)を販売している。取り組みは、「次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる日本財団『海と日本プロジェクト』」の一環。新潟県上越産「にじのきらめき」を使い、「たっぷりの具材をふんわりと包んだおむすび」が人気の同店は、「海と日本プロジェクト」の活動に賛同して同商品を開発した。魚介類が好きな山梨県民に特に愛されている「ツナマヨ」「しらす」「さけ」の3種の「うみの仲間たち」を「おいしいお米で優しく包んだ」という。「うみの仲間たちを守り、豊かな海を未来につないでいく。あなたもその『仲間』の一人であると感じてほしい」という思いも込める。 店主の今村恭子さんは「おむすびは、日本の主食のお米、そして、海苔や塩をはじめ海からの贈り物を感謝の思いで真心を込めて優しくむすんでいる。山梨には海がないが、世の中の全ての物流のおかげで食べることができていることに感謝し、プロジェクトを通して改めて、食の大切さを学ばせてもらった」と話す。販売は2025年3月31日まで。