山梨県立美術館(甲府市貢川1)エントランスのギャラリー・エコーで、砺波周平さんの写真展「Landing Land 透明な日常」が開催されている。砺波周平さんは北海道出身の写真家で、八ヶ岳で家族と暮らしながら、衣食住を中心とした出版、広告、ファッション撮影など幅広く手がけている。今回は「透明な日常」をテーマに、自分の足元を見つめることにこだわって撮った、家族の日常や山麓の暮らしの風景などの作品を紹介。写真展は、学芸員(キュレーター)が独自の視点で山梨県にゆかりのある作家を選ぶ企画「キュレーターズ・アイ」の一環として開催。学芸員の太田智子さんは、「砺波が見つめる山麓の暮らしの風景。その『透明な空気』の中に自らも包まれる体験を味わってもらいたい。」とコメントを寄せている。会期は2025年3月2日まで。観覧は無料。