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甲府駅前の老舗跡に「横綱寿司」 若鮨から独立、ファミレスのような店に

「横綱寿司(ずし)甲府駅前店」スタッフ

「横綱寿司(ずし)甲府駅前店」スタッフ

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 「横綱寿司(ずし)甲府駅前店」(甲府市丸の内2)が4月17日、甲府駅前の平和通り沿いにオープンした。

「横綱寿司(ずし)甲府駅前店」ランチメニュー

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 同店を経営する「ふか澤」社長の深澤達也さんは、「若鮨(わかずし)」本店、甲府駅前店に2009(平成21)年から11年間勤務。2017(平成29)年からは甲府駅前店(通称「エキワカ」)の店長職に従事する。2020年7月、コロナ禍で閉業の話が持ち上がった際に、本店からのれん分けという形で個人事業主として独立。2023年11月には法人化し、営業してきた。

 独立し3年半たった2023年11月、ビル老朽化のため立ち退くことになった。同時期に近所の老舗で1908(大正5)年創業の「総理屋食堂」が107年の歴史に幕を下ろしたタイミングで、店主から声がかかり現在の場所への出店を決めたという。「若鮨」甲府駅前店を3月31日まで営業しながら、同時進行で新店の準備を進めてきた。

 「家族連れでも気軽に入れるファミレスのようなすしレストラン」をコンセプトに、「かっこつけずに今までのお客さまも気軽に入れる敷居の高さ」と「覚えやすさ」から店名を付けたという。店内は30坪ほどで、カウンター7席、テーブル30席の計37席を備える。

 深澤さん「お勧め」のメニューは、「ランチにぎり」(1,276円、ランチのみ提供)や「横綱海鮮丼」(2,280円)。夜は刺し身や天ぷら、焼き物など酒に合う一品メニューも用意する。豊洲市場から直送されるネタや、「山形はえぬき米」のシャリに酒こうじで作ったオリジナルすし酢、瀬戸内産のりなど、素材へのこだわりを見せる。

 「家族での利用、ビジネスシーンを問わず、地元のお客さまにも気軽に楽しんでほしい。駅前の立地なので、旅行客や接待など幅広いお客さまにも利用してもらえれば」と深澤さん。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時、ディナー=17時~22時(日曜・祝日は21時まで)。テイクアウトにも対応する。

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