学生団体「梨っこコミュニティ」が12月21日、地域づくり交流センター(甲府市丸の内2)で「やまなしユースサミット」を開催した。
梨っ子コミュニティは山梨県内の大学生同士の交流の場を提供することを目的に、山梨大学、山梨県立大学の学生4人が昨年6月に発足。「誰かの『やってみたい』をつくり、チャレンジの背中を押すことができる場」を目指し、月に1度、大学生交流会やコミュニティーメンバー持ち込み企画などのイベントを開催している。
山梨県内に点在する学生活動家、学生団体が互いの活動を知る機会を作ることを目的に開催した同イベント。当日は8つの学生団体合わせて15人ほどが互いの活動を紹介し合い、交流を深めた。
イベントに参加した学生の一人は「一度は名前を聞いたことある団体でも、どんな活動をしているか知らないことも多い。同じ山梨県内で活動している学生の話を聞いて、今後の活動のモチベーションになった」と話していた。
山梨大学地域社会システム学科4年で団体副代表の功刀なつさんは「山梨県内の大学生同士がもっと深い関わりを持って、互いに影響を与え合ったり、活動していない学生も自分も何かやってみたいと思ったりしてほしい。結果的に山梨県がもっと盛り上がり、わくわくする場所になれば」と期待を込める。
3月2日には山梨県内の大学生が一堂に会する「梨っ子学園祭」の開催を企画。近日中にクラウドファンディングで協力を呼びかける予定。