
山梨県立図書館(甲府市北口2)で7月31日、女性ロールモデルとの交流会「理工系女子の未来地図編」が開催される。主催は甲府市人権男女参画課で、講師は内閣府から派遣された理工系女子応援大使の渡辺美代子さん。
甲府市・女性ロールモデルとの交流会「理工系女子の未来地図編」
甲府市は女性の多様な働き方を支援するため、起業支援やマルシェ開催などを通じて女性が活躍できる場を広げてきた。今回の交流会はその一環で実施。理工系分野に関心を持つ中高生や一般参加者が、先輩女性起業家や専門家の体験談を直接聞き、自身の進路や働き方を考えるきっかけとすることを目的とする。特に理工系分野は全国的に女性の進出が課題とされており、ジェンダー視点を含めたキャリア形成の重要性が高まっている。
渡辺さんは東芝総合研究所で半導体の研究開発に携わった後、日本大学業務執行理事を務め、NPO法人「ウッドデッキ」代表理事として若手科学者の支援や育成にも注力してきた。今回のセミナーでは、自身の経験や理工系分野で求められる視点、現在の社会で女性が直面する課題などを語る予定。
開催時間は13時30分~15時。参加無料。申し込みは甲府市公式LINEで受け付ける(当日参加可能)。