
甲府城周辺エリアで11月8日(土)に、「子ども応援フェスタ(お城であそぼ!)」が開催されました。
家族向けの体験型イベントで、甲府市が主催。子どもから大人まで楽しめるさまざまなプログラムが行われました。
甲府経済新聞編集部が提供する「子ども記者体験」プログラムは、小学生を対象にした企画。子どもたちがイベント会場で記者としてイベント取材に挑戦し、インタビューや記事作成を体験します。
まず、名刺を作り、「こども記者のしおり」の項目を確認して出発。取材対象にあいさつをしてから質問をして、メモをとりながら聞いて、ブースに戻ってから子どもたちが自分の言葉で表現して記事をつくります。でき上がった記事は甲府経済新聞のスタッフが、特集記事として掲載するというプログラムです。
対象は小学生で、終了後には、甲府経済新聞特製の取材ノートをプレゼントしました。

「子ども応援フェスタ(お城であそぼ!)」は、「子ども記者体験」だけでなく、家族全員が楽しめる多様な体験型プログラムが盛りだくさんです。
【イベントのプログラム内容】
・サッカーやバスケットボール、フラッグフットボールをはじめとするスポーツ体験
・クラフトワークショップ、木育広場、ボードゲームなど創造力を育むアクティビティ
・歴史探検ツアーや地元ステージイベント
・カラダ測定ができる「みんなの健康ひろば」
・パトカー・白バイ乗車、自衛隊・消防車体験など安全・防災学びの場も完備
舞鶴城公園自由広場で、10時~16時の間、予約不要プログラムも多数実施し、来場者が自由に参加することができます。

午前10時のオープニングでは、伊藤昌弘甲府副市長が「舞鶴城公園を会場に多彩なプログラムを用意した。さまざまな体験を元気いっぱい楽しんで、将来に向かって頑張ってほしい。秋空のもと、家族で甲府の街中でを楽しんでもらえれば。」とあいさつして、子ども応援フェスタが始まりました。

記事
◎取材先:山梨県甲府警察署
▽タイトル:「まちをまもるけいさつかんにインタビュー」
こうふえきまえこうばんのしゃちょうさんにしつもんしました。おしごとは、じけんじこのしょり まいごやおとしもののたいおうをしています。どうしてけいさつかんになったかときいたらよのなかをよくしたいからといっていました。しみんの人におれいいわれたときがうれしいそうです。
今後やってみたいことは、ヘリコプターのパイロットになってみたいそうです。えがおがすてきで、やさしいけいさつかんでした。

------編集部より-------------------------------------------------
今回の「子ども記者体験」では、インタビューのシーンで一歩を踏み出せない子が多かったのが印象的でした。けれど、名刺を自分で作ったり、小さな子が一生懸命お絵描きをしてくれたり、記事を書くまでたどり着かなかったものの、それぞれが自分なりの「挑戦」をしてくれた姿に、とてもほっこりしました。無理に一歩を強いるのでなく、子ども達の「頑張った」をしっかり認め、どこか一つでも楽しみや達成を持ち帰ってもらえるような場づくりを目指していきたいと感じました。まだ文字が書けない小さな子や人見知りの子も、無理なく参加できるような活動や、記者「なりきり遊び」なども企画できたらと思います。今後も、体験を心から楽しんでもらえるようなプログラム作りを続けていきますので、どうぞご期待ください。
甲府経済新聞 編集部
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