食べる 見る・遊ぶ

昭和の趣ある、甲府の中心市街地で「横丁はしごウィーク」 42店参加

昭和の頃から横丁の店を守る「くさ笛」店主(写真提供=主催者)

昭和の頃から横丁の店を守る「くさ笛」店主(写真提供=主催者)

  • 17

  •  

 甲府の中心市街地で10月26日から、「甲府ん!横丁はしご酒ウィーク」が開催される。

横丁の歴史を見つめる老舗バー「馬酔木」

[広告]

 甲府駅から徒歩10分程度のエリアに広がる中心市街地の路地横丁エリアを中心とした飲食店を訪れ、短い時間でサクッと飲み食いする「はしご酒」スタイルを提案する同イベント。

 江戸期に城郭の修繕や市街地整備・拡張が行われ、城下町として栄えた同エリア。郊外の発達が本格化する昭和60年代までは、経済・文化・芸術の中心地だった。東京オリンピック(1964年)に合わせてできた「オリンピック通り」や「ちょうちん横丁」など、昭和の当時を思い起こさせる横丁は今でも、映画やドラマの撮影に利用されている。

 8回目となる今回の参加店は、昭和30年代から変わらず営業を続ける店から、ジビエやビーガンメニュー、山梨県内のご当地グルメを提供する新規店まで計42店が参加。参加者は事前に「はしご券」を購入し、参加店ではメニューに合わせた「はしご券」で支払う。1店当たり最大30分滞在でき、次の店へ移動する。じっくり腰を据えたい場合は追加注文が必要。

 期間中の10月28日は、日本最大の武者行列とされる信玄公祭りのメインイベント「甲州軍団出陣」が行われるほか、「山梨ヌーボーの日」である11月3日は、山梨ワインの中心となる「甲州」種と「マスカットベーリーA」種を使った新酒が解禁される。

 はしご券は1枚650円。ローソン、セブン-イレブン、ファミリーマートで扱う。ローソン、セブン-イレブンでは前売り券(同600円)も販売している。11月4日まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース