
甲府のクラフトビール専門ビアバー「オビナエールハウス」(甲府市中央1)が4月18日で、1周年を迎えた。
甲府市の中心部年に昨年オープンした同店はクラフトビール専門のビアバーで、地元産の素材を生かしたブルワリー「オビナブルーイング」(下帯那町)の直営店。甲府駅から徒歩圏内という立地が特徴で、店内では常時11種類ほどの自家醸造クラフトビールをタップで提供する。定番のIPAやペールエール、季節限定ビールなど幅広いラインアップは、全て甲府市
内の自社工場で醸造したもの。
店主のデイビッド・プルーカ(David Prucha/デイブ)さん自らDIYで作り上げたという店内は木を基調としたアメリカンな雰囲気に仕上げ、1階はカウンター席、2階はテーブル席を備える。パーティーやイベントなどの貸し切りにも対応する。メニューは「手作りピクルス」(300円)や、「チリビーンズ」「フレンチフライ」(以上500円)、「ソーセージ盛り合わせ」(1,200円)などの軽食が中心。
4月18日~20日には開業1周年を記念イベントも行い、新作の「The Comm 4- DIPA」「Noriko's Strong Ale」「Black Forest Stout」「Spiced Pumpkin Ale」などの自家醸造ビールをお披露目したほか、新メニューの提供、音楽ライブ、ボードゲームイベント、マジックショーなどを行った。
デイブさんは「店を作るのに2年かかった。大きなビルの裏で見つけにくいのに、検索して世界中から多くの人が来店してくれてうれしい。常連もたくさん来てくれて妻や子どもたちも喜んでいる。甲府の中心で、常連客や外国人、旅行客などのコミュニティーセンターのような場になっている。これからも、ビールをたくさん飲んでもらえるよう成長していきたい」と意気込む。
営業時間は17時~22時(土曜・日曜・祝日は15時~)。月曜定休。