「第13回おもてなしのやまなし県民大会」が1月31日、ベルクラシック甲府(甲府市丸の内1)で開催された。
2011(平成23)年12月に「おもてなしのやまなし観光振興条例」が制定され以来、毎年開催し、今年で13回目を迎える。条例に基づき、優れたおもてなしを実践している県民や事業者を県が表彰することで、その取り組みを広く県民に周知し、山梨ならではのおもてなしを県内全域に展開していくのが目的。
本年度は、県民表彰(個人の部)1団体、県民表彰(団体の部)8団体、事業者表彰1団体が知事表彰された。
受賞者した北杜市南アルプスユネスコパーク地域連絡会よるおもてなし取り組み発表のほか、おもてなしアドバイザーの高野登さんによる「多様化するニーズに応える山梨ならではのおもてなし~持続可能な観光地やまなしを目指して~」がテーマの講演、おもてなしフォトコンテストの紹介が行われた。大会には、事業者や市町村職員、議員、一般など約70人が参加をした。
県では条例で定めた2月1日~7日を毎年「おもてなし推進週間」と定め、同週間の始まりを前に同大会を開催している。
実行委員会事務局の樋田洋樹さんは「この大会を通じて県民の郷土愛を醸成し、相手を受け入れておもてなしをする気持ちを育むことが観光の振興、活力になってくる。継続することで身についていく。そのために今後も続けていきたい」と話す。