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哲学カフェ「すみっこやまなし」問いと向き合える場づくり目指す

 甲府市のATAGOEN(甲府市愛宕町)で5月27日、市民サークル「哲学カフェすみっこやまなし」が哲学カフェを開催し、7人が集まって対話を交わした。「哲学カフェすみっこやまなし」は、2023年1月に山梨県内の有志によって始まった哲学対話の場で、「すみっこでも共に考える場をつくりたい」との思いから活動を続けている。毎回、日常の中にある素朴な疑問や問いをテーマに掲げ、参加者が自身の経験をもとに自由に考え、語り合う時間を持つ。知識の披露や議論による結論の導出ではなく、異なる立場や価値観に触れながら対話を重ねることを大切にしている。この日のテーマは「豊かさってなんだろう?」。参加者は年齢や立場を問わず、約2時間にわたって自由に話し合い、問いに向き合った。会では進行役がファシリテーションを行うが、基本的には特定の正解やゴールを求めず、安心して話せる雰囲気づくりが重視されている。今後も月に1回、継続的に開催する。哲学史や専門知識の解説は行わず、誰もが安心して問いと向き合える場づくりを目指す。

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