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「ミャクミャク」デザインのがま口 甲府の革製品専門店・印傳の山本が発売

印傳の山本「EXPO2025 ミャクミャク甲州印伝 がまぐち」。(写真提供=印傳の山本)

印傳の山本「EXPO2025 ミャクミャク甲州印伝 がまぐち」。(写真提供=印傳の山本)

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 甲府の革製品専門店「印傳(いんでん)の山本」(甲府市朝気3)が7月22日、「EXPO2025 ミャクミャク甲州印伝 がまぐち」の販売をオンラインショップと店頭で始めた。

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 今回の商品は、現在開催中の大阪・関西万博公式キャラクター「ミャクミャク」のデザインを使い、伝統的な甲州印伝の技法や模様と融合させた万博公式ライセンス商品。万博を主催する経済産業省の管轄の下、伝統工芸の振興策として全国各地の工芸産業に商品開発が促進される
 中、同店がこれに応じ、昨年6月の契約締結後、繰り返しの協議を経て発売にこぎ着けた。

 甲州印伝は江戸時代初期より甲府市に伝わる伝統工芸で、鹿革と漆を用いた表現が特徴。今回のがま口は、紺色の鹿革に伝統文様とミャクミャクの多様な表情を配した。表情パターンは複数あり、アクセサリー入れや常備薬入れとしても使えるという。チャーム部分も地元の水晶事業者に特注して作り、「伝統と現代性の融合に注力した」という。

 山本裕輔社長は「期間限定の珍しい商品。従来の印伝好きな人もそうでない人も手に取ってもらえれば」と話す。

 価格は8,800円。販売は万博開催期間中限定で、10月13日まで。

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