甲府中心街のバー「EBL(イービーエル)」(甲府市中央1)で11月7日、甲府のワイナリーに着目した「甲府ヌーボーパーティー」が開催された。
店主の齋藤洋平さんは「毎年11月3日、山梨ヌーボー解禁に合わせ各地でイベントをやっている。EBLとしても何かできないか」と思い、甲府のワイナリーに着目して企画を考えたという。
当日は約50人が集まった。イベントでは、地域産ワインを中心とした新酒をそろえ、食事もワインに合わせた料理を提供したほか、マジックショーも行った。サントリーの国産ワインブランド「フロムファーム」シリーズから新酒「甲州」「マスカット・ベーリーA」、地元ワイナリーの「シャトー酒折」や「サドヤワイナリー」「LEGARE」「SPRING WINE」の新種ワインも登場した。全てのワインとフードは食べ飲み放題で、参加者はブドウの個性や収穫年の違いの特徴を比較しながら味わった。
齋藤さんは「今回は造り手にも協力してもらい、商品説明や作り手の思いも伝えてもらいながら、ワインを楽しむ会になった。『ワイン県・山梨』、そして甲府の飲料文化の、発展やにぎわいを、いろいろな形で創造していければ」と話す。