甲府市歴史文化交流施設「こうふ亀屋座」(甲府市丸の内1)で11月1日、「夢甲斐フェスタ2025」が開催された。
こうふ亀屋座で「夢甲斐フェスタ」 夢甲斐塾生が未来を語り合う
主催の夢甲斐塾は、2001(平成13)年に山梨県の次世代リーダー育成事業として始まった学び
の場で、「自修」と「志を磨く」という理念を掲げる。スタート当初は県の事業として運営、2004年(平成16年)からは独立した自主組織となり、現在は民間の有志により塾生の交流や活動が続いている。
当日は、地域で活動する夢甲斐塾の塾生が一堂に会し、「未来を語る。だから今!~ひとりの夢
からみんなの未来へ~」をテーマに、講演やスピーチ、体験イベント、音楽演奏などを行った。
夢甲斐フェスタは2012(平成24)年開始以来、塾生同士の交流と、山梨の魅力を再発見し新たな価値を創造する取り組みを続けてきた。
屋外の交流広場では「夢甲斐マルシェ」を行い、4台のキッチンカーが並んだほか、「リゾートの
風」「竹屋あさかわ」など市内事業者による出店もあった。地元ヒーロー「甲州戦記サクライザーショー」の上演後、最後はみこし体験が行われ、来場者が一体となって締めくくられた。
実行委員会の佐藤栄一さんは「今年は、『未来を語る、だから今!~ひとりの夢からみんなの未
来へ~』をテーマに掲げ、甲府城域全体をフィールドとして、講演・スピーチ・体験ブース・キッチンカー・音楽演奏など、多彩な企画を通じて『地域と人の未来』を語り合う時間を創り上げた」と振り返る。