見る・遊ぶ 暮らす・働く 学ぶ・知る

こうふ亀屋座交流広場で環境イベント 「アースデイ」に合わせて開催へ

昨年、開催した「アースデイ山梨2025」の様子。

昨年、開催した「アースデイ山梨2025」の様子。

 こうふ亀屋座交流広場(甲府市丸の内1)で4月26日、「アースデイ山梨2026」が開催される。

アースデイ山梨連携企画 参加型デジタルアートプロジェクト「ほほえみのピース、地球のパズル」

[広告]

 「地球と笑おう」をテーマに、自然環境や資源、ごみ問題などに関する社会課題への取り組みや意識の向上を目的とした参加型イベントとして企画した同イベント。2023年に初開催し今年で4回目。世界175カ国以上で広がる環境ムーブメント4月22日「アースデイ」の考え方を軸に、地域から「持続可能な地球」を考える場とし、市民が日常生活の中で実行しやすい行動を共有することを目指す。

 過去の開催では、地元のNPOや学生団体、事業者が出展し、再生可能エネルギーやプラスチック削減、食品ロス対策など、多様なテーマで取り組みを共有し、来場者が身近な行動につなげるきっかけをつくってきたという。今年は甲府市中心部に新たに整備された歴史文化交流施設エリアで実施することで、街なか回遊と併せて環境アクションを広げる狙いも持たせる。

 当日は、環境問題や持続可能性をテーマに、地元で活動する団体や個人を招いたトークイベントや音楽ライブなどのステージ企画を展開。山梨の伝統産業である養蚕業に取り組む「芦沢養蚕」によるトークでは、養蚕の歴史や、里山の保全、資源循環などの観点から「地球」との関わりを語る。かつて甲府盆地周辺では桑畑が広がり、養蚕は地域経済を支えた産業、近年は後継者不足や生活様式の変化で規模が縮小している。トークセッションでは、「今は役目を終え、眠っているモノ」をもう一度価値あるものに生まれ変わらせることをテーマに、古民家再生、リノベーション、リユースなどに取り組む実践者が登壇する。

 音楽ライブ「アースデイライブ」では、弾き語りやアコースティック主体の出演者が登場。2人組ユニット「庸蔵&kagalibi」は、サックスとアコースティックギターを組み合わせた演奏を行うほか5人のアーティストが披露する。静かな楽曲からリズム感のあるナンバーまで幅を持たせ、世代を問わず聴きやすい構成にするという。

 展示・出店エリアでは、エコ製品や有機農産物の販売、ワークショップを行う。再利用可能な容器や布製品、自然素材を生かした生活雑貨などが並ぶ予定で、来場者が実際に手に取り、使い方や環境負荷との関係を知ることができる。

 イベント終盤には、会場周辺で「プロギング」を行う。プロギングは北欧発の取り組みで、「走りながらごみを拾うことで健康づくりと環境保全を同時に行う活動」として各地に広がっている。今回は、初心者でも参加しやすい距離とペースでコースを設定し、日常の通行で見落としがちなごみの存在に気付くきっかけをつくる。

 同イベントと連動した企画として、プレイベント「ほほえみのピース、地球のパズル」と「アースデイウィーク」も展開する。「ほほえみのピース、地球のパズル」は、今年のテーマ「地球と笑おう」に合わせて笑顔の写真を募り、地球をモチーフにしたフォトモザイクアートを完成させる企画。「アースデイウィーク」では、4月26日~5月3日の1週間を対象期間とし、甲府中心街の店と連携して環境企画を行う。各店が節電やプラスチック削減、マイボトル・マイバッグ推奨、地域産品の活用などの取り組みを日常業務の中で実施し、「街から始めるエコアクション」を合言葉に、来街者にも協力を呼びかける。

 実行委員長の藤原優司さんは、「アースデイとは『地球や環境のことを考え、感じ、行動する日』のこと。地球のためと言っても中々自分事として捉えることは難しいかもしれない。そこで軸を私たち『人』に置いて考えてみてはどうかと考えた。『私たちの笑顔の先に、それが地球のためになる。』という思いを込め、テーマを決めた」と話し、「イベントは一つのきっかけ。知っているからこそ行動が変わる。一人の小さな行動が大きなムーブメントになる。今と未来、人と地球をつなぐ、そんなイベントになれば」と思いを込める。

 開催時間は10時~16時。参加無料。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース