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甲府のコンセプトカフェ「チベッタ」が1周年 サブカルの拠点目指す

コンセプトカフェ「推喋処Civetta(オシャベリドコロ チベッタ)」店主の北村成志さん

コンセプトカフェ「推喋処Civetta(オシャベリドコロ チベッタ)」店主の北村成志さん

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 甲府のコンセプトカフェ「推喋処Civetta(オシャベリドコロ チベッタ)」(甲府市国玉町)が5月1日で1周年を迎えた。

甲府のコンセプトカフェ「チベッタ」が1周年 サブカルの拠点目指す

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 サブカルチャー好きの店主・北村成志さんは、同志が集まる規模が大きいイベントは東京での開催が多く、仲間とはSNSでつながって現地に行き交流していた。地元・山梨でも「そんな場が欲しい」という思いをずっと持っていたという。2019年に脱サラしたのをきっかけに、独立を決意。物件を探し始めたが、いい物件を見つけることができなかったことと、コロナ禍が原因で既存の店舗を間借りして週1回のイベント営業をしていた。2022年、自身の年齢やコロナ緩和を考え再び物件探しを始めた。年末、同所に出店することを決め、準備期間を経て、2023年5月にオープンした。

 北村さんが内装をデザインしたという30坪ほどの同店は「サブカル好きによるサブカル好きのためのカフェ&バル」がコンセプト。テーブル席・カウンター席合わせて20席(宴会時は35席)ほどと、ステージやDJブースを設けるほか、スピーカー、マイク、プロジェクター、DJ機材、ピクチャーレールなども備える。700冊ほどの漫画本やモニター、ゲームは自由に利用できる。

 チャージ制で、「ソフトドリンク飲み放題付き」=1時間500円(上限1,500円)、「アルコール飲み放題付き」=1時間1,500円(同4,500円)。追加でフードやドリンクも注文できる。貸し切りでのイベントや2次会などの利用もできる。

 北村さんは「サブカルの輪が広がり、家・学校・職場・ネット上でもない第3の居場所でありたい。サブカルを通し『何か』を始めたい、やりたい人たちの活動の支えになりたい。当店の存在が県外からも山梨へ足を運んでもらえるきっかけの一つになるような店でありたい…そんな思いでスタートした。1年を振り返り、おかげさまで1周年を迎えることができた。感謝と同時に、ほっとしている。サブカルチャーの場が広がる拠点になっていけるように、また1年、皆さんと『好き』『楽しい』を共有していけたら」と話す。

 営業時間は11時~24時。水曜と隔週火曜定休。

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