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ジュエリーブランド「IVXLCDM」、甲府に直営店 コーヒースタンドも

バリスタの立花大我さん(左)とプロダクトマネージャーの佐藤晋平さん(右)

バリスタの立花大我さん(左)とプロダクトマネージャーの佐藤晋平さん(右)

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 山梨発のジュエリーブランド「IVXLCDM」の直営店「IVX KFU(アイブイエックスコウフ)」(甲府市伊勢1)が甲府にオープンして、5月3日で2カ月がたった。経営はIVXJAPAN(伊勢1)。

「IVX KFU」に併設するコーヒースタンド「IVX COFFEE」

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 社長の上島徹也さんは貴金属業界で7年ほど勤務した後、2007(平成19)年に同社設立。主に「貴金属、アクセサリー皮革製品、装身具・日用雑貨品製造、販売、輸出入および販売代理」と「ブランド製品などのオリジナル商品の企画、製作、販売および販売代理」の2つの軸で事業を展開している。自社のブランディング展開の中で、上島さんが同ブランドを立ち上げた。

 ファッションからアートまで幅広いジャンルとコラボアイテムを手がける同ブランド。「I・V・X・L・C・D・M」はローマ数字の1,5,10,50,100,500,1000を意味し、始まりの数字「1」単数形主格を表す代名詞「I」を頭文字に付けた。「ライフスタイルと共に、5年、10年、100年と受け継がれる作品を創造する」という。

 甲府市平和通り沿いのビルの一画にオフィスを構えていたが、2022年、ビルの耐震、契約の更新などの問題で移転を考えていた。山梨に販売店がなかったことから、店舗機能を備えたオフィスを新築で建てることになり、昨年春に着工、秋に完成した。空間デザインは、「祇園辻利」などを手がけた京都のMASADO(三好正晃さん)が手がけた。内外装共に、黒と白を基調としたブランドの世界観を作り出したという。六本木ヒルズ、伊勢丹新宿メンズ館に続く3店舗目。東京の直営店舗とは異なり、地産ブランドとの別注やコラボレーションした商品を扱い、「ジュエリーの産地でもあるメード・イン・山梨が打ち出す『新しい表現』を用意する」という。

 店内にはコーヒースタンド「IVX COFFEE」も設け、オリジナルのブレンド豆を使ったドリンクやコーヒー豆、焼き菓子、オリジナルグッズなどを販売する。もともと店内で接客中に提供する予定だったが、コーヒー目当てに来店する客が多かったことから販売することに決めた。

 上島さんは「県内にある企業の面白い事業をジュエリーにとらわれず国内外に持って行きたい。その逆で、県内の人にも面白いものを提案できれば。こうでなければならないではなく、提案いただく企業と取り組めることであればできる限り寄り添ってやっていきたい。これまで東京でしか販売してこなかったが、これを機に県内の多くの人に知ってもらいたい」と話す。

 営業時間は11時~19時。

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