
SDGsをテーマにした子ども向け職業体験イベント「おしごとたいけんクイズラリー」が3月22日、山梨県地場産業センター「かいてらす」(甲府市下飯田2)で開催された。主催はコンパス山梨(丸の内2)。
同イベントは、昨年3月に行ったドン・キホーテUNY石和店でのスタンプラリー形式の職業体験イベントに続く第2弾。今回のメインコンテンツは展示とクイズラリー。幼児~小学生が対象で、参加した子どもたちは会場内の展示を見て回り、各事業者のSDGs活動に関するクイズに挑戦した。一部のブースでは職業体験も可能で、クイズと体験を通じてSDGsや仕事への理解を深める仕組み。当日は約150人が参加し、終了後、記念品を進呈した。
甲府市は2024年に内閣府からSDGs未来都市に選定され、今回のイベントは市のSDGs推進事業の一環。会場となる山梨県地場産業センターは、県内企業の製品展示や販売を行う施設で、地場産業とSDGsの関連性を学ぶのに適した環境になっているという。
コンパス山梨の有泉柊哉社長は「今回は多くの事業者の協力のおかげでより多くの子どもたちに職業体験の機会を提供することができた。楽しい体験を通じながら事業者の仕事やSDGs活動について学ぶというコンセプトで企画した。今後もより多くの子どもたちに自分たちの『やりたい』をみつけてもらうきっかけづくりの場として職業体験コンテンツを提供していきたい」と話す。