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節分「大神宮祭」で鬼の角2000個配布 絵付けワークショップも

「大神宮祭」(節分祭り)で鬼をモチーフにした手作りのツノ飾りをつける子どもたち

「大神宮祭」(節分祭り)で鬼をモチーフにした手作りのツノ飾りをつける子どもたち

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 繭の森プロジェクト(甲府市千塚3)が2月3日、「大神宮祭」(節分祭り)で鬼をモチーフにした手作りの角飾りを配布した。

「繭の森プロジェクト」で地域のにぎやかし

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 柳町大神宮(甲府市中央4)と横近習(よこきんじゅ)大神宮(甲府市中央2)で毎年節分の日に開かれる大神宮祭は甲府盆地に春の訪れを告げる祭りとして古くから「大神(だいじん)さん」と呼ばれ、地元で親しまれている。

 同プロジェクトは2011(平成23)年、街の有志が集まりスタートして今年で13回目を迎える。現在のメンバーは10人ほど。大神宮祭を通じて、来場者や地域の人々に参加と交流の機会を提供し中心市街地活性化を図るのが狙い。角飾りのほか、旧正月から節分にかけて繭玉をモチーフにした商店街の装飾を施している。「大神宮祭の新たな楽しみの演出」「祭事・季節行事の継承」「街の協働を高める」「新たな街の魅力を創出」を指針とする。

 資材をパッケージ化し、教材やレクリエーション資材として小学校や保育園、福祉の現場、企業・団体・商店街の各店などに提供。絵付けされ完成した角約2000個を回収して、来場者に無料配布した。

 当日は、参拝客に角の絵付けができるワークショップを開いたほか、書き初めも行った。子どもから大人まで手作りの角を頭に着け、祭りに参加する姿が多く見られた。

 同プロジェクト代表の大森真さんは「制作から多くの人に関わってもらうことで、誰でも気軽に祭りの当事者になってほしい。来年以降も続けるので、にぎやかしに来てほしい」と話す。

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