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甲府でアップサイクルワークショップ「ゆたかなイばしょのつくりかた」

「ゆたかなイばしょのつくりかた~光るオブジェ『ツリーライト』を作るサーキュライトワークショップ~」横浜開催の様子。(写真提供=似て非works)

「ゆたかなイばしょのつくりかた~光るオブジェ『ツリーライト』を作るサーキュライトワークショップ~」横浜開催の様子。(写真提供=似て非works)

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 甲府・里吉にある倉庫を改修した多機能倉庫「SHARESHED(シェアシェッド)」(甲府市里吉4)で7月21日、「ゆたかなイばしょのつくりかた~光るオブジェ『ツリーライト』を作るサーキュライトワークショップ~」が開催される。

SHARESHED内メーカーズスペース「MAKESHED」の内観

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 農機具の倉庫を改修して作られた同所は、カフェ&ダイナー「WOODSHED」、ワークスペース「WORKSHED」、メイカーズスペース「MAKESHED」、内装建築会社「frdesign」、写真スタジオ「NIKKI graphica」が入居する複合施設。地域の新たな交流の場としての役割を担う。

 「WORKSHED」「MAKESHED」は新たにできた、「つくる」「学ぶ」「共有する」をテーマとするシェアスペース。NPO法人「まちづくり法人山梨タンク」が7月、体験型のプログラムづくりなどで運営を始めた。

 今回オープン企画1弾として、横浜を拠点に活動する「似て非works」の稲吉稔さんと渡辺梓さんを招き、メーカーズスペースを活用したワークショップを開く。本来捨てられるはずのもの(プラ容器)に自由なアイデアで手を加え、新たな価値を足して「ほっこりと心温かくなる」ランプ作りを行うという。参加者には、家で使わなくなった「ボタン」「キャンディーの包み紙」「梱包(こんぽう)材」「リボン・毛糸」「ビーズ」「マスキングテープ」などの持参を呼びかける。

 「似て非works」は2010(平成22)年、美術家・稲吉稔さんが、横浜の下町・若葉町の築60年の元銀行を空間作品として制作し、役者・渡辺梓さんと有志と共にアートプロジェクト「nitehi works」を開始。似ているようで異なるという意味を元に、「日常とアート」をテーマに、「元何か」をアートのフィルターを通して変化させ、日常の中に「ゆたかなイばしょ」としてプロットするアートプロジェクトを展開する。

 同NPO代表理事の河西和奈さんは「この場所で地域のさまざまな団体や活動との連携によるプログラムを企画していきたい。『ここに来れば何か面白いことをやっている』とたくさんの人が集まり交流できる場所になれれば」「ワークショップを通して、新しい発見やひらめき、アップサイクルに興味を持つ人が増えれば」と話す。

 開催時間は13時~15時30分。参加無料。

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