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甲府の青果店で「日常に溶け込む暮らしのかご展」パッケージフリー目指す

「tapiiri(タピリ)」のかごを紹介する熊鰹商店スタッフ

「tapiiri(タピリ)」のかごを紹介する熊鰹商店スタッフ

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 「日常に溶け込む暮らしのかご展」が現在、甲府の青果店「熊鰹商店」(甲府市北口1)2階で開催されている。

「熊鰹商店」生産者と消費者をつなぐ街の商店

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 2020年5月にオープンし、地産地消やフードロス解消を目指している同店。山梨県産の野菜や地域に根ざした地元店のパンなどを販売している。2021年5月には2階フロアも売り場としてオープンし、調味料、香辛料などの食材を必要な分だけ量り売りをしている。そのほか、ミニマルやエコがテーマの生活雑貨も販売する。

 「地産地消、フードロスの解消を目指し、生産者と消費者をつなぐ街の商店」をコンセプトに、店主の小林紗和さんが仕入れやオリジナル商品の開発を行っている。

 同展では、雑貨店「tapiiri(タピリ)」(甲斐市竜王新町)のかごを展示販売する。小林さんがもともと愛用していたかごを「どこで売っているのか」と聞かれたことをきっかけに2021年8月に始めて、今回で5回目の開催。ラトビア産の大小さまざまなかご20種類ほどを並べる。素材は柳の木を使っており、価格は7,000円~。タピリ店主の夫が営む「BasketMoon(バスケットムーン)」で壊れた場合もリペアが可能。ラトビアに修業に行き技術を学んだという。

 小林さんは「量り売りも、パッケージフリーの買い物を日常から取り入れてほしいという思いで始めた。エコバックとしてのかごもその一つ。タピリのかごは柳の木を使っているので、とても丈夫。8年前に購入したものも一度も壊れたことがない。もし壊れた場合もリペアしてくれる安心感がある。使い捨てを見直し、大切に長く繰り返し使うきっかけになれば」と話す。

 営業は火曜~金曜の11時~18時。3月1日まで。

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