クラフト作家ら有志4人が2月23日~27日、甲府のブックカフェ&グリルダイナー「WOODSHED(ウッドシェッド)」横のレンタルスペース(甲府市里吉4)で「ポップアップ&ワークショップ」を開催する。
甲府でワークショップイベント マルシェ仲間が集い初開催、継続目指す
県内各地のマルシェに出店している仲間が集まり企画した同イベント。メンバーは、クラフトバンドのかごを作っている「aodora(アオドラ)」の勝俣さん、刺しゅう教室を開いている「ala.brooch(アラブローチ)」の窪田さん、美容師でハンドメード作家「Mamachan Papachan(ママチャンパパチャン)」の山本さん、ぬいぐるみなどを作っている「kotachis(コタチス)」の深澤さんの4人。
4人は、県内にワークショップをする人が集まる場所がなかったことや企画する人もいなかったことから「始めてみようと思った」という。クラフト作家たちが、作っている商品をワークショップとして始める人が出てくることに期待も込める。「街なかの教室に行くと一つの体験になってしまうが、1カ所でいろいろな体験ができるのが魅力」とも。今回は初の試みで、マルシェに出店している仲間に声をかけ実現した。
期間中、アクセサリーや小物などの販売店と、つまみ細工、ヘアアレンジ、編み物、かご、トールペイント、シルバーアクセサリー、ウッドバーニング、ドライフラワー、ワイヤクラフト、キャンドル、アイシングクッキーなどのワークショップを行う店が1日8店舗、5日間で延べ13店舗が並ぶ。
深澤さんは「普段ものづくりをしない人にも気軽に体験できる場を設け、ものづくりの楽しさを味わってほしい。自分で作った物の良さを感じてほしい。ただ貼り付けるだけのワークではなく、本格的に作るということを体験してほしい。難易度の高いものから軽微なものまで、どの世代の人も楽しめる場になっている。今後も続けていければ」と話す。
開催時間は10時~15時。入場無料。ワークショップは当日参加も受け付ける。