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山梨県立博物館にミュージアムカフェ 県産果実使うスイーツ・ドリンク提供

「Museum cafe Sweets lab 葡萄(ぶどう)屋kofu」の外観。屋内外合わせて42席ほど

「Museum cafe Sweets lab 葡萄(ぶどう)屋kofu」の外観。屋内外合わせて42席ほど

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 山梨県産果実を使ったスイーツやドリンクを提供する「Museum cafe Sweets lab(ミュージアムカフェスイーツラボ)葡萄(ぶどう)屋kofu」が2月17日、山梨県立博物館(笛吹市御坂町成田)にオープンした。

「Museum cafe Sweets lab 葡萄(ぶどう)屋kofu」の店内

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 甲府市内や河口湖で「葡萄屋kofu」を手がけるプロヴィンチア(甲府市千塚)が経営する。

 席数は屋内外合わせて42席ほど。

 一年を通じて山梨県産のフルーツを使ったパフェやケーキ、焼き菓子を提供するほか、ハンドドリップのコーヒーや山梨県産のほうじ茶・和紅茶などを提供する同店。グランシェフには、洋菓子店「銀座ウエスト」青山ガーデン(東京都港区)シェフで葡萄屋kofuの顧問の金子博文さんが就任したほか、ドリンクは元スターバックスコーヒージャパンのコーヒースペシャリスト、松田賢哉さんが監修する。

 関係者を招いたオープニングイベントで、長田公副知事は「古くから山梨では『甲州八珍果』と呼ばれるほど、たくさんの果物がある。スイーツといえばフルーツ王国の山梨というPRにつながるような拠点になれば」と期待を寄せた。

 県観光文化・スポーツ部観光振興課は同店を、県産フルーツを活用したスイーツによる観光振興を図る拠点施設として整備。若手パティシエの育成や加工業者と果樹農家らの交流にも活用することを目指す。

 プロヴィンチアの古屋浩社長は「山梨には、素材と素材を育む歴史がある。フルーツを供給する生産者と加工する側が、互いに価値観を共有する、正しい仲間づくりの場にしていきたい」と話す。

 営業時間は、冬季=11時~16時30分、夏季=10時~17時。定休日は博物館に準じる。

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