北杜市の清里高原で開催されるイベントや展示会などの情報を集約した地域イベント情報サイト「清里高原チラシとカレンダー」が8月1日に公開された。北杜市・清里高原を拠点に、地域資源を生かした商品開発、レーザー彫刻ブランド「こがしや」、出版・教材制作関連事業を行うクリエーティブカンパニー「03」(北杜市高根町清里)がNPO法人「清里観光振興会」の後援を受けて運営する。
清里高原では年間を通じてコンサートや展示会、マルシェ、講座、自然体験、地域行事など多様な催しが開かれているが、情報の発信元は紙のチラシやポスター、主催者のウェブサイト、SNSなどに分かれており、来訪者や地域住民が「今日どこで何をやっているか」を把握しづらい課題があったという。同サイトは、紙のチラシが持つ視覚的な魅力を生かしながら、開催日や会場などのデジタル情報へつなぐことを目的に開発した。
サイト内の「今日、清里で何やってる?」ページでは、当日開催中のイベントを開催時刻、イベント名、会場、チラシと共に一覧表示するほか、現在の天気と気温も同じ画面で確認できる。表示内容は10分ごとに自動更新し、観光案内施設や宿泊施設、店舗などで画面を表示したまま案内に活用することも想定する。
トップページでは新着のイベントチラシを一覧掲載するほか、開催日順の表示やキーワード・カテゴリーによる絞り込みにも対応。開催日時が決まったコンサートや講座、祭りなどを掲載する「短日イベントカレンダー」と、展示会やスタンプラリーなど一定期間開催される催しを掲載する「期間イベントカレンダー」を分けて表示する。イベント詳細ページでは、チラシ画像や開催日時、会場情報、地図をまとめて確認できる。
03代表の丸山高弘さんは「ショッピングセンターや図書館の掲示板に並ぶチラシを見る度、そのまちでどんな人がどんな活動をしているかが伝わってくることに魅力を感じてきた。今、役に立つ情報も、時間がたてば地域の歴史を伝える資料になる。清里高原は一年で最もイベントが多いのが夏で、この夏を逃せば十分な実証ができるのは一年後になってしまう。完璧な計画を待つよりも、まず動くことを選んだ。AIが勝手に作ってくれたわけではなく、何を作るかを考え、試し、修正し、最後に責任を持つのは人。将来は八ヶ岳全域、そして『まちの目次、地域の索引』と呼べるような地域の知識基盤へ育てていければ」と話す。
今後は、過去のイベントやチラシを閲覧できるアーカイブ機能の整備を予定している。
清里高原地域で開催されるイベントの掲載依頼は無料で受け付ける。掲載希望者は、A4サイズを基本としたチラシ画像とイベント情報を用意し、サイト内の掲載依頼ページから申し込む。