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甲州弁を遊びで次世代へ 「ててて!かるた」印刷費、CFで募る

甲州弁を遊びながら学べる「ててて!甲州弁かるた」。

甲州弁を遊びながら学べる「ててて!甲州弁かるた」。

 山梨英和大学(甲府市横根町)の学生が在学中に立ち上げた「ローカルマネジメントプロジェクト」が現在、甲州弁を遊びながら学べる「ててて!甲州弁かるた」の印刷費などを募るクラウドファンディングを「CAMPFIRE」で行っている。目標金額は70万円。

「ててて!甲州弁かるた」 新しくわかりやすい絵札で

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 かるたを子どもたちに届け、遊びを通じて甲州弁の面白さを伝えるとともに、地域の言葉と文化を次世代へつなぐことを目指す。

 活動は、大学のサービスラーニング科目での取り組みがきっかけ。地域の課題を探る中で、若い世代が甲州弁に触れる機会が減っていることに着目し、楽しみながら方言に親しめる方法としてかるたを企画した。

 読み札には「あ」から「わ」まで、日常会話で使われる甲州弁や、思わず驚くような言い回しを選んだ。札には標準語での意味を併記し、QRコードを読み取ると甲州弁の発音やイントネーションを聞くことができる。読み札の文案は学生が考え、昔話の継承に取り組む「山梨むかしがたりの会」の協力を得て、校正や音声の録音を進めた。

 2024年には「ニュービジネスフェスやまなし2024」の「第4回リアルファンディングinやまなし『Youはここで何する?』」で、「『音×かるた』で甲州弁を後世に遺(のこ)そう」と題してアイデアを発表し、ベストアイデア賞を受賞。その後、実際にかるたを制作し、放課後等デイサービスや放課後児童クラブなどで、子どもたちとかるた遊びをしてきた。

 今回のCFでは、新たにイラストを描き起こした絵札の印刷費やリターンの仕入れ費を募る。目標を上回った分はプロジェクトの運営費に充てる。2027年3月ごろには、甲府駅周辺で体験会を開く予定。

 リターンは、お礼のメッセージ(1,000円~)、かるた1セット(5,000円)、体験会への招待(1万円)、かるたと体験会招待のセット(1万3,000円)など。かるたのお届けは2027年3月の予定。目標額に届かなくてもプロジェクトを実行する「All-in方式」。

 山梨英和大学人間文化学部非常勤講師の内田奈津子さんは「甲州弁を昔の言葉として記録するだけでなく、子どもたちが日常で使い、笑い合える『生きた言葉』として受け継いでいければ」と話す。

 CFの募集は12月4日23時59分まで。