甲府中心市街地で7月4日から、「甲府七夕まつり」が開催されている。
1945(昭和20)年7月6日深夜から7日未明にかけて発生した甲府空襲の犠牲者を追悼し、戦後復興を支えた先人への感謝を込めて1950(昭和25)年に始まった歴史を持つ同行事。市街地には短冊や吹き流しなどの七夕飾りが並び、訪れた人が願い事を書いて飾る光景が広がる。戦後の混乱期に市民の心の支えとして定着し、現在も平和への願いを継承する催しとして続いている。期間中、七夕飾りや関連イベントを通じて地域のにぎわい創出を図る。
今年は新たな企画として、初日の4日に「甲府ランタンフェス2026」を行った。事前申込制のワークショップも用意し、抽選で参加者がランタン作りを体験。期間中、通り沿いでの物販や飲食の出店も行う。夕方以降はライトアップで飾り付けの景観が変化し、昼間とは異なる雰囲気を演出する。
会場を訪れた40代の子連れの主婦は「戦争の話や甲府空襲のことを子どもに伝えながら歩けるので、ただにぎわいを楽しむだけではなく、家族で平和について考える時間になった」と話していた。
開催時間は10時~21時。今月7日まで。