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甲府でプロボノ参加者募集イベント 県内NPOをスキルで支援

「やまなしプロボノ・チャレンジプロジェクト」前年度参加団体と1期生。(写真提供=サービスグラント)

「やまなしプロボノ・チャレンジプロジェクト」前年度参加団体と1期生。(写真提供=サービスグラント)

 山梨県立やまなし地域づくり交流センター(甲府市丸の内2)で8月22日、「やまなしプロボノ・チャレンジプロジェクト」の参加者募集イベントが開催される。

「やまなしプロボノ・チャレンジプロジェクト」2期生募集

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 プロボノは、社会人が仕事などを通じて培った経験やスキルを生かして取り組むボランティア活動のこと。職業などでの知見や経験を、資金や人手の不足しがちな非営利団体の基盤づくりに充てる手法として、2010(平成22)年代以降に全国の自治体で導入が進んできた。同プロジェクトは、山梨県総合県民支援局まなび支援課が主催し、企画・運営を認定NPO法人「サービスグラント」(東京都渋谷区)が担う。参加者は3~5人のチームを組み、県内で活動するNPOを約3カ月かけて支援する。2026年度は「2期生」を募集する。

 背景には、県内の非営利セクターが抱える構造的な課題がある。地域課題が複雑化・多様化する一方で、NPOの側は収入源の確保や後継者不足に直面し、本来注力したい活動に人手を割きにくい状況が続くという。参加者にとっても、勤務先の外で自らの経験がどこまで通用するかを確かめる実践の場になるという。

 前年度は、県内初開催の1期生プロジェクトとして、笛吹市のNPO法人「マンマメルカート」、甲斐市の認定NPO法人「甲斐スポーツ振興会」、大月市のNPO法人「フリースクール・オンリーワン」、笛吹市の認定NPO法人「Happy Space ゆうゆうゆう」、甲府市のNPO法人「山梨県ボランティア協会」の5団体を対象にチームを編成。支援先へのヒアリングや現場見学を重ねた上で、団体ごとの課題に応じた成果物を制作し、2026年1月の成果共有ミーティングで報告した。参加者からは「支援団体を支援するような取り組みは耳にしたことも経験したこともなかったので、とても新鮮で、参加して良かった」などの声が聞かれた。

 22日のイベントは、プロボノという社会貢献・関わり方の基本を知る内容で構成。「プロボノとは?」と題した解説に続き、やまなしプロボノ・チャレンジプロジェクトの仕組みや参加の流れを紹介し、後半はプロボノ経験者によるトークを行う。トークには、1期生のプロボノワーカー2名が登壇。プロボノの経験やそこからの学びについて語る。

 2期のスケジュールは、9月7日=参加登録の期限、同26日=オリエンテーション、10月4日=キックオフミーティングを予定。その後、チームごとの活動に入り、12月6日に中間共有ミーティング、1月30日に成果共有ミーティングを開く。活動期間中の交通費や通信費は参加者負担。

 今回の支援先団体は、笛吹市のNPO法人「山梨・人ねっこアートワーク」、富士河口湖町のNPO法人「富士と湖とかかしの里」、甲州市のNPO法人「すてっぷ・あっぷる」、中央市のNPO法人「地域つながりお茶会ちびチュウ」、甲州市のNPO法人「バスケットボールスターズ」の5団体。

 同プロジェクト事務局の樫尾直美さんは「2期では、こども食堂、障害者アート、親子支援、スポーツの普及など幅広い活動分野の5つのNPOを、それぞれ4人前後のプロボノワーカーでチームを組んで支援する。プロジェクトのゴールは、各団体が継続発展に向けて次のステップに進んでもらえる、運営基盤の強化となるような支援。情報発信の文言を見直す、運営業務を棚卸しして整理する、資料にまとめる、活動に関するアイデアを出し合うなど、その団体の現在の課題解決に役立つことを目指す。まずはしっかりと団体の話を聞いて共感を持って理解を進める中に、参加者の皆さんの、これまでのさまざまな経験が自然と生かされる取り組み。活動への熱い思いと日々の運営について直接話を聞き、見学し、異業種の仲間と議論する、『大人の社会科見学』のような気持ちで、何かできることをしたい、何ができるか分からないけれど地域貢献に関心がある、という皆さんに参加してもらえれば」と呼びかける。

 開催時間は10時~12時。参加無料。対象は山梨県在住・在勤の人と県にゆかりのある人。参加申込みはウェブで受け付ける。

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