Uスポーツクラブドリームピッチ(甲府市東光寺1)で8月11日、小学生向けサッカー教室「TSUNAGU in 山梨 2026 ~一流に触れ合う夢授業~」が開催された。主催はBoar(東京都港区)。
同プロジェクトは、現役や引退したプロアスリートを招き、地域の子どもや家族が「挑戦」「努力」を体感する参加型のスポーツ体験イベント。2024年に始動し、これまでに10都市以上で開催。参加者は累計2000世帯を上回るという。「地域の子どもたちに『本物との出会い』を届ける」を掲げ、スポーツと教育、地域創生を組み合わせ、全国47都道府県での展開を目標に置く。
背景にあるのは、都市部と地方で子どもが第一線の選手と接する機会に差があるという問題意識。東京ではイベントも人も多く、憧れの対象と偶然出会う場面が生まれやすい一方、地方では選択肢そのものが限られ、接点の少なさが課題として残る。今後は各地の現役プロ選手との連携も強めるという。
プロジェクトには競技の枠を超えて元選手が賛同、サッカーでは三浦泰年さん、小野伸二さん、柿谷曜一朗さん、柏木陽介さん、佐藤寿人さん、田中隼磨さん、坪井慶介さん、橋本英郎さん、松井大輔さん、ハーフナー・マイクさん、野球では糸井嘉男さん、今成亮太さん、上田剛史さん、川崎宗則さん、里崎智也さんが名を連ねる。
参加したのは小学3年生~6年生の男女約150人。指導役として、元日本代表の小野伸二さん、三浦泰年さん、柏木陽介さんに加え、原一樹さん、小野正明さんが参加した。プログラムは、止める・蹴る・運ぶという動作を分解して確かめる「ボールタッチの極意」の基礎編で始まり、実戦に近い形へ落とし込む応用編へと進む構成。その後、小野伸二さんらを交えたミニゲーム、質問を受けながら現役時代の経験を語るトークショーを行った。進行役のMCには、インスタグラムのフォロワーが52万人を超える、モデルでインフルエンサーの「えがさり」さん。終了後には、参加した子どもたちのうち抽選で6人に、小野さんら元プロ選手のサイン入りTシャツを贈った。
同社の西室隆規社長は「TSUNAGUをテーマに、子どもたちには一流選手から学び、きっかけや刺激を得てほしい。参加していただいたゲストの方々のように将来、日の丸を背負って活躍してもらえれば」と話す。今後については、「地元・山梨ではもちろん、全国47都道府県でもこれからも開催していければ」と意気込む。