イオンモール甲府昭和（昭和町飯喰）1階さくら広場で7月31日、次世代モビリティーの理解を促進するイベントが開催された。主催は山梨県。

イオンモールで「空飛ぶクルマ」など次世代モビリティに触れるイベント

　イオンモールが実施する「まなびの大阪・関西万博プロジェクト」（第1弾のテーマが「リニア中央新幹線」）と連動する形で、山梨県内に実験線がある「リニア中央新幹線」、大阪・関西万博でも飛行が予定されている「空飛ぶクルマ」などの次世代モビリティーをより知ってもらう機会として県が企画した。

　会場には、「お絵かきワークショップ（リニアや空飛ぶクルマのイラスト）」「クイズ」「ドローン（測量用）の実機展示」「パネル展示」「映像の上映（リニア見学センター動画、空飛ぶクルマ動画『空を駆ける』）など」などのブースが並んだ。ファミリー層が多かったが、年配の夫婦や若年層など、幅広い世代の約300人が来場したという。

　来場者からは、「リニアが好きな子どもと一緒に来た」「都留市にある県立リニア見学センターにも行ったことがある」「空飛ぶクルマが電力で動くことを初めて知った」「イベントで空飛ぶクルマがどのようなものか知ることができた」「初めてはじめて知ったことがたくさんあった」などの感想が聞かれた。

　同県リニア・次世代交通推進グループ次世代交通の宮川新一さんは「イベントを通じて、リニアへの認知度・関心度は高いと改めて感じた。地域の人に次世代モビリティーへの理解を深めてもらい、リニアの早期実現に向けた機運をさらに高めていけば、空モビリティーに対する受け入れられやすい環境が整っていくと思うので、今回のように次世代モビリティーに触れる機会をこれからも作っていければ」と話す。