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訪問ペット火葬「ハピネスベル」、甲府を拠点にサービス開始

火葬車と代表の土谷幸平さん(写真提供=ハピネスベル)

火葬車と代表の土谷幸平さん(写真提供=ハピネスベル)

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 ハピネスベル(甲府市池田3)が2月18日、訪問ペット火葬サービスを始めた。

「ハピネスベル」連携ペット霊園 曹洞宗 耕雲院

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 代表の土谷幸平さんは、実家で飼っていた愛犬が亡くなった際、両親のペットロスがひどく、悲しんでいたという。その姿を見て少しでも救えるような仕事をしたいと思ったことがきっかけだという。

 3年間都内で修業し、昨年9月に会社を設立。ペットロス・ハートケアカウンセラーや動物葬祭ディレクターの資格を取得。火葬車を購入し、飾り付けなどを自身で行った。

 同サービスを依頼すると、曹洞宗「耕雲院」(都留市)で湧き出る天然水とハッカ油をつけたタオルで身体を清める「体のお清め」、天然水で口を潤し旅立ちに備える「末期の水」、最後の旅路に備え、虹の橋を渡り、飼い主にペットが元気に走り回る姿を鈴の音で知らせる供えを行う「幸福の鈴」の3つの旅立ちの準備の後、個別火葬を行う。飼い主のカウンセリングや四十九日のメモリアルカード贈呈なども行う。希望者には、連携するペット霊園の参拝可能な合同墓地への埋葬も受け付ける。

 同社は動物の殺処分ゼロを目指し、不要になったペットシーツやドッグフード、キャットフード、ケージなどを無料で引き取り、動物愛護団体などに寄付をする活動も行っている。

 土谷さんは「訪問ペット火葬を広めて、家や思い出の場所でお別れできるメリットを多くの人に知ってほしい。動物愛護活動を積極的に進め、人間も動物も共生できる平和な社会にしていきたい」と話す。

 料金は個別葬で1万8,700円~。山梨県内全域出張無料で、「24時間365日いつでも受け付ける」という。

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