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老舗・笹一酒造が今年最初の生酒「旦 純米無濾過生原酒」発売

2024年最初の生酒「旦(だん) 純米無濾(ろ)過生原酒 新醸2024」(写真提供=笹一酒造)

2024年最初の生酒「旦(だん) 純米無濾(ろ)過生原酒 新醸2024」(写真提供=笹一酒造)

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 笹一酒造(大月市笹子町吉久保)は1月22日、2024年最初の生酒「旦(だん) 純米無濾(ろ)過生原酒 新醸2024」を発売した。

創業360年以上の歴史を持つ老舗「笹一酒造」

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 笹一酒造は1661年、花田屋として創業した。花田屋を継承し初代蔵元となった天野久が、1919(大正8)年に現在の笹一酒造と改名し統合。「笹一」には日本酒の意味で使われた「笹」の字と、日本一の富士山の「一」の字で「最高の日本酒を醸造したい」という思いを込める。

 創業時より富士・御坂山地の深層地下水と山梨で栽培された米で日本酒を醸造するほか、ワインも醸造している。

 「旦 純米無濾過生原酒 新醸2024」は「旦 純米」の限定酒。富士御坂の清流水を酒米で醸し、搾りたての酒をそのまま詰めた新鮮な日本酒。「香りと味わいの調和を重視し、特定の料理を意識しない至極の食中酒と日本酒の最高峰を目指す」という。

 天野怜社長は「『旦』は食との関係を何よりも重視し、個性を全面に出すのではなく、飲料としての日本酒を考えた上で味わいを決める。それは季節の旬のさまざまな和食料理、洋食料理などと楽しめる食中酒を意味する。旬の料理と同じく、その時々の季節に最適と思われる酒を醸す」と話す。「これからも先人より受け継いだ、伝統や文化を守り伝え、正統ながら新しい日本酒のラグジュアリーを造り続けることに尽力していきたい」とも。

 価格は、1800ミリリットル=2,900円、720ミリリットル=1,500円。

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